ひたすらサンプル
仕上げの工事が近づくと、サンプルをつくってもらって、現地であわせて確認します。
タイルやフローリングのように、既製品の確認に比べ、色味やテクスチャの程度を確認する作業はなかなかの大変です。
これは、外壁に施す吹き付け仕上げ。
隣同士になる、既存の外壁仕上げとあわせて色や凹凸具合を確認。
こちらは木部の塗装の見本。
建具やそれが取り付く開口枠は母屋に合せ、焦げ茶色で塗装してもらう予定なので、母屋の扉に合せて確認。
(え、これ全部同じじゃないの?というツッコミが聞こえてきそうですが、、、)
同じ色でも、屋内と屋外では使用する塗料の種類(防腐性能など)は異なりますし、木地の色や吸い込みムラで色の出方も変わってくるので、それぞれの材木ごとに塗装サンプルをだしてもらいます。
すぐ決まればいいんですが、これがなかなか決まらず、、、
優柔不断ですみません。
私が納得するまで、ああだこうだに付き合ってくれる監督さんと職人さんに感謝!
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