

道路側の街並み。もともとは長屋が建っていた場所のようです。

庇の下がアプローチになっており、奥へと引き込みます。

アプローチと隣家との関係。玄関扉を開けると、隣家の植栽は借景となります。

隣地との「空き」をギリギリまで庇で覆い、アプローチにしています。

1階北側。つきあたりはマットレスを置き、就寝スペースとなっています。

2階。柱、梁のフレームは構造壁のように建物を変形から守る役割を担っています。

2階南側のダイニングスペース。

住人はフードスタイリストであり、ここで料理の撮影もできるよう、素材や色を丁寧に選定しています。

キッチンカウンターから北側の公園側を見る。

2階北側の窓。公園の緑が借景になります。新しく家具を準備しなくても工夫して生活できるよう、一部にカウンターや棚を造作しました。

猫1匹が一緒に暮らしており、飾り棚はキャットウォークにもなっています。


階段下は収納になっています。家具や、棚にもみえるようにステップをデザインしました。ステップの下は猫のよい居場所になっているようです。

階段の2段目と一体的なベンチや造作ベッド。

その下も収納になっています。蓋もまわりの壁や床と一体的に見えるようデザインしました。

洗面室から階段側をみる。

夜の様子。

公園側からの様子。

北側の窓からは、公園の藤棚をちょうど見下ろすことができます。