長さ3mの大テーブル

ひきつづき、豆椿さんの計画。
店内はテイクアウト+少しイートインのスペースができます。
広さは7坪ほど。厨房スペースや販売スペースを考えると、テーブルをいくつか置くには手狭に感じたので、どーんと大きなテーブルをひとつだけ置くことを提案しました。
すると、即答でOKのお返事。店主は自分がイメージできたこと、腑におちたことには即答でgoサインをくれます。とってもわかりやすい。笑

テーブルは横3m、巾90cm。
店内の半分以上のスペースにこれがどーんと置かれるわけなので目立ちます。
素材は何がいいかな、、、

豆椿さんで今までおいなりさんを提供されてきた写真を見ていると、器やディスプレイが美しい。
季節に合わせておいなりさんを作られるということだったので、器やちょっとしたかざりや置物、、空間もしつらえで変化をつけてもらえれば、きっと季節の移り変わりを感じてもらえる良い場所になりそうです。
だから空間もテーブルも、その背景になるような、それでいながらお客さんが身近に触れる場所なので手触や風合いがいいもの、さらに静かながらもきちんと存在感のあるものがいいと思いました。

実は悩む間はほとんどなく、すぐに思い浮かんだのが、和紙。
えっ、テーブルに和紙?って思われる方がほとんどかと思いますが、ハタノワタルさんという和紙で壁や天井、建具はもちろん、テーブルや什器、床の仕上げもされている面白い職人さんがいらっしゃるので、そのかたにお願いすることにしました。(これはまた長くなりそうなので別の記事で。)
店主もハタノさんの活動を知っていたこともあり、これも気持ち良いくらいの即答goサインがいただけました。

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前置きが長くなりましたが、テープルもオープンに向けていよいよ製作段階に。
色味の打合わせも兼ねてハタノさんの工房に店主と一緒に訪ねました。
工房は田んぼと里山に囲まれた場所にあります。
気持ちのよい(というかまぶしい)青空のもと、製作途中のテーブルが鎮座。

おお〜っ!店主ともどもテンションあがります。
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現在は下地に和紙を貼って、少し色を染めてもらった段階で、これからさらに染め上げていってくださいます。

まぶしすぎて天板がレフ板みたいになっていますが、、。
実際に器を置いた時のイメージをしやすいようにいろいろ食器や植物を置いてくれました。

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似たような色で製作された、他の板をひっぱり出してもらったり。

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もうすこしコッチ寄り?の色のほうがいいかなとか。
ハタで聞いてると?なくらい、とっても微妙な会話を3人で。
色はコレ!と決定するというよりは、現物をみながらいろいろ会話をすることで微妙なニュアンスや気持ちを「なんとなく」共有するというかんじです。あとはハタノさんにおまかせします。

楽しみ!

そんなわけで、店内は大きなテーブルが一つです。みなさん、仲良く食べてくださいね。