庭とハナレ

新築, 住宅

- 庭とハナレ

ほぼ、平屋の住宅です。
南側には主庭を配置し、庭に面した配置したLDKからは日々、庭木や草花を眺めることができるように考えました。一方で、東方の山並みに向かって延びる屋根をかけ、その先端に一部2階を設けました。そこからは『遠景』として東方の山並みを望むことができます。
また、LDKから庭を囲むように空間を延長させたハナレがあります。ハナレは日々の生活から少し距離を置ける、非日常の空間として考えました。そこには祖父母から譲り受けたアンティーク家具を設え、それに合わせて内装も整えました。

生活の側にある庭を中心し、遠くを望める場、非日常の場をもつことでが暮らしがより豊かになるように考えたすまいです。

アプローチ兼ガレージ

アプローチをくぐると主庭が広がる。

LDKから主庭を眺める。

ディティール

2階より東の山並みを望む。

LDKの脇に設けたハナレへの入口。非日常への導入として、頂部の高さは180cmと少し抑えた。

- インフォメーション

構造木造
年時2023年
施工株式会社 サクジ工務店
構造設計下山建築設計室 下山聡

造園 株式会社 荒木造園設計

photo_中山保寛 ynps.jp