地鎮の日

名古屋での引き渡しの翌日は、京都で新しく工事が始まる住宅の地鎮祭でした。

ご相談いただいてから2年がたち、いよいよ工事が始まります。
敷地の問題など少しずつクリアしていき、ようやく着工があと感慨深いです。

敷地は、ご祖父母が住んでおられた場所。
もともと庭に植っていた百日紅の木は、新しいお庭の顔になります。

木々が生い茂っていた時にはどんな立ち姿をしていたのか、、全貌が見えませんでしたが、こんなに綺麗な形をしていたんですね。
とても立派な百日紅でした。

鍬入れの儀の鎌、鍬、鋤です。

エイ!エイ!エイ!と声をかけながら、設計者(私)が鎌で草を刈り、施主様が鍬で土を堀り、

鎮物を土に納め、施工者が鋤で土に埋めます。

最近では、地鎮祭や上棟式など執り行われないことも増えてきたようですが、気持ちに緊張感も生まれますし、ひとつの区切りとして、よい習わしだなと感じます。

施工は、サクジ工務店さんです。
私が修行時代に勤めていた事務所での仕事で、現場のこと、工事のことを色々と教えてくださりました。
また、一緒に仕事をさせていただけるのがとても楽しみです。