モルタルのプランター
高知の店舗。
今回、依頼のきっかけにもなったアプローチ空間。
「あそこのお店のアプローチ空間がすき」と教えてもらっていたお店へも偵察にいきました。
そこは、さほど長くはないけれど道路からお店の入口までの距離をとってあり、外のような中のような、そしてグリーンのある空間。
立地も違えば、建物の形状も違います。予算の中でできること、できないこと、、、条件に合わせてここには何がいいのか考えをめぐらせます。
同時に、現店舗にはモルタルのプランターがあり、これも新しい店舗にもっていきたいということも聞いていました。
これは、左官職人のたくちゃんにつくってもらったもの。
たくちゃんは、新しいお店づくりのメンバーでもあります。
そこで、このモルタルプランターをつかってアプローチ空間をつくる提案を。
新しい物件は、もともとは歩道に面して全面シャッターでした。
シャッターはかなり古く傷んでいたので全面撤去、補強を兼ねて壁をいれながら、適度に囲われた状況をつくります。
その内側にプランターを並べ、グリーンで柔らかに町との仕切りながらアプローチ空間をつくる提案です。
もともとプランターはひとつだけだったので、残りは新たに製作してもらうことに。
以下、たくちゃんからお借りした製作中の写真。
建物の形状に合わせてつくってもらう変形プランターもあります。現地で採寸してつくってくれています。
割れないように、ちゃんと鉄筋も入っています。
こちらは直線プランター
たくさんつくっていただきました!
そして現地に設置してもらった時の状況 ↓
コーナー部の変形プランターもばっちりはまっています!さすが!
変形部分は壁がありあまり陽があたらないのでベンチになります。
あとはここにグリーンが植え込まれるのを待つのみ!
この仕事へつながっています
土圭屋/sanrokucoffee
手づくり時計の工房/土圭屋と、コーヒーとカレーのカフェ/サンロクコーヒー。 高知、菜園場に店を移転するにあたり、「アプローチを考えてほしい。」とはじめに相談をうけました。つまり、2つの店舗と町との「間合い」がテーマでした […]