スクラップブック

箕面に店舗を構える手作り時計工房の土圭屋と、コーヒーとカレーを提供するサンロクコーヒー。
2年ほど前に知り合い、今では友人でもある彼らが、高知に移住すると知りました。
そして高知での新しい店舗の設計を依頼してくれました。

すでに物件は購入済み。
もともとは駄菓子屋だったという大きながらんどう空間を店舗にする計画です。

「アプローチ空間をつくってほしい」
このひとことにとてもくすぐられ、ぜひ考えたいとふたつ返事。
アプローチは、彼らの店と町との間合いを考えるということ。
楽しくなりそうです。

そして、最初に見せてくれたスクラップブックがとても良く。

(実は現在の箕面の店舗をつくる際に準備したスクラップブックのようです。)

内装に直接関係しそうな写真から、一見、関係なさそうな写真まで。

「なんか好き」の断片をたくさん見せてもらえて、彼らのイメージにぐぐっと入り込めた気がします。

「どんなものが好きですか?」と質問すると、どうしても理想の空間に近い例を具体的に探さなければ!と思われてしまいがちなのですが、気楽に好きなものの断片をなんでも、たくさん、見せていただけるとうれしいです。