真夏日の撮影
豆椿。開店してから1ヶ月ほどたちました。
桜並木が青々と葉っぱを茂らせた真夏の日、竣工写真を撮ってもらいました。
設計した空間の記録でもあり、一方で記念撮影のイベント感覚もあり、私にとっては仕事のひと区切り。少し特別な日です。
今回、撮影は山内紀人さんにお願いしました。
撮影に際し、豆椿を設計するにあたって考えたこと、想い、どんな写真をとって欲しいかなど、とりとめなく拙い言葉で伝えながら、小さなエピソードなんかも拾い上げてもらいます。
下手なりにもなんとか伝えようと言葉にすることは、設計で考えていたことを再確認したり、自分のなかで整理することにもなります。ありがたい。
撮影中も気になったこと、思いついたことはとりあえず伝えるようにして、その先はお任せします。
判断は委ねて大丈夫。と安心してる部分と、どんなふうに撮ってくれるのか。私はない視点に期待して。
こんなとき、クライアントが私に依頼してくださるときの気持ちと重なります。
撮影は店内に日が差す早朝から、陽が落ちる晩まで。
丁寧に撮っていただきました。
店主も休みの日の中、モデルいなりの準備、そして制服姿で自身もモデルになっていただき、さらにはお昼にはまかないごはんまで!
たくさん協力していただき、どうもありがとうございます。
私にとっても朝から晩まで空間の変化を体験できた楽しい1日になりました。
撮っていただいた写真はまた仕事ページにアップしますので見てくださいね。
この仕事へつながっています
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「いなりを通して季節と出合う」をテーマにする、いなりと菓子を提供する店舗の内装設計。 7坪の店内にテイクアウト用のカウンターと厨房、そしてイートインスペースとして大きなテーブルを計画しています。季節のしつらいの中で、季節 […]