家具の工房見学へ

今、計画している豆椿さんの店舗で使う予定の椅子の製作過程をみに、お客さんと一緒に家具の工房まで訪ねてきました。場所は岐阜。大阪から足を運ぶには簡単ではない距離ですが時間のゆるす限り、家具探しや工房見学へも同行したりもします。半分は仕事としてですが、もう半分は単純につくっている過程やその工房を見てみたい!という個人的な興味もあります。

今回はたまたまお施主さんがご縁のあった家具作家さんに数脚だけ椅子をつくっていただくことになりました。
岐阜の大垣近くにあるピネル工房さん。

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製材中の材料をみせていただいたり。これは、実際に使用する栃の木。こんなふうに4枚の無垢の板を色味を合わせながら1枚の板にするようです。

 

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これは、椅子の脚などに使われる部分。大きな1枚の材料からどうやってパーツをつくってひとつひとつ吟味しながら製作して頂いているのが伝わってきます。こうやって作っている途中の部分を実際にみると、やっぱりモノに対して愛着や想いもでてくるので大切だなあと思います。

 

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椅子のカタチは決まっているので、あとは塗装の感じとか仕上がりの手触りとかについて話したり。感覚的な話をするときは、やっぱりメールや電話よりもやっぱり直接話せると一番よいですね。

 

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そのあとは、近くに構えていらっしゃるショールームへもお邪魔させて頂きました。さすが家具作家さん。看板や扉まで、さりげない部分が素敵です。

 

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ショールームの中は椅子やテーブルなどがたくさん。仕事を忘れてついつい自分も欲しくなります。あぶないあぶない。

 

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食事のしやすさ、座った時におちつくかどうか、、、は、椅子の座面の高さとテーブルの高さと関係してきます。今回は椅子の脚の長さも調整してくださるので、1cm、2cmの小さな話ですが、丁寧に、このくらいの高さがいいかな〜なんて話をしたり実際試したりさせていただきました。

さて。
作り手、使い手、両者の想いのつまった椅子の完成が楽しみです。