オープン前の宴
オープンを目前に、豆椿さん、関係者にむけて開かれた新店舗のお披露目+お祝い会。
私自身にとってもわがこ同然の店舗、たくさんの人にこれから使われていくのだなあと思うと感慨深いものがあります。もう、写真とりまくりです。
暖簾もかかりました。お店感、でました!
入って目の前に設置したショーケースにはお稲荷さんが飾られます。
が、今日は模型を飾ってくれていました。これはうれしい!
椅子が並ぶとぐっと空間がよくなりました。
椅子は、ピネル工房さんがつくられたものが2脚(座面が木のもの)、古椅子を削って座面を張り替えてもらったのが4脚。椅子の座面のはりかえは店主の友人、宮ちゃんがされました。
空間は椅子も含め、ベージュのようなグレーのような同系色の色で全体をまとめています。
そこに料理が並ぶことで色が加わり、期待していたとおり(いや、それ以上に!)良いかんじです。
そして、メインのおいなりさん。
ジャーン!
本日の季節のいなりは「梅のいなり」。
新鮮な梅。初夏にぴったりのさわやかな酸味がとっても美味しかったです。
しばらくはテイクアウトが基本ですが、のちのちランチ営業もされる予定らしいですのでお楽しみに!
なごやかな時間が流れます。
夕方前から夜にかけて、中の様相、外から見たときのたたずまい、やはり時間が変わると見え方もかわります。
お酒いただきながらも、時間ごとの雰囲気も中から外から、しっかり観察。
店内は7坪の広さですが、人が入ると何もない時よりもなぜか広く感じます。
歩道からはお店のお店の中の様子が丸見えです。笑
客席と街の距離の不思議な距離感。
計画中にイメージしていたとおりのことばかりでなく、完成した空間に人が入ることで、予想外の新しい気づきがあるのもこの仕事の楽しいところ。
散歩で前を通られる近所の方も気になってか「何やさん?ができるん」とちょこちょこ声をかけてくださります。
これからも近所の人から愛されるお店になりますように。
宴は夜まで。
私自身も、今までの豆椿と一緒に仕事をしてこられた色んなかたとお話ができて楽しいひとときでした。
ありがとう、これから頑張ってね!
この仕事へつながっています
季節といなり 豆椿
「いなりを通して季節と出合う」をテーマにする、いなりと菓子を提供する店舗の内装設計。 7坪の店内にテイクアウト用のカウンターと厨房、そしてイートインスペースとして大きなテーブルを計画しています。季節のしつらいの中で、季節 […]