椅子を削る日

計画中の豆椿さんで使う椅子は、数脚は新しくつくってもらう(前のブログ記事)のですが、数脚は手持ちの古椅子を再利用することにしました。有名なデザイナーズチェアなどではありませんが、クセのないデザイン、痛みもなくまだしっかりと使える椅子。新しい空間になじむように、丁寧に手を入れていきます。
そんなわけで、今日は店主と女2人で日曜大工の日。

再利用する椅子はこちら。↓

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木のフレームも座面のファブリックの色もちぐはぐなので、空間にあわせるべくまずは座面を外します。
椅子の座面って、ファブリックの張り替えがしやすいように裏を向けるとビスで固定されているだけだったりするので、電動ドリルで簡単に外せるんです。(力は入りますがドライバーでも。)
ファブリックは後日プロに張り替えてもらうので、取り付いていた座面はそのまま保管。

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ジャン。

さて、ここから本日のメイン。
木のフレームには表面がツルツルてかてかのニスが塗られています。
表面の素材感や色を新しいお店に合わすべく、まずはこの塗膜を削って木を素地の状態にもどします。
さすがにヤスリで手でこするのは大変!なので、ここは機械にたよります。
オータビルサンダーという電動ヤスリを使うのですが、、コレ、とっても便利。
固い塗膜もはがせますし、削った跡の表面の荒さも目の細かいヤスリを装着すればスベスベになります。
、、、とはいってもそれなりに体力と根気は必要なので休み休みで、、

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削る削る、、
木地の色が見えてくると達成感が増してきて楽しくなってきます。(たぶん)
更に削る削る、、

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ジャン!
左の椅子は楢の木。右の椅子はブナの木です。
樹種は違いますが、やわらかい色味の木地があらわれてきて俄然、テンションがあがります。

本日はここまで。
つづきは削り方をマスターした店主がコツコツと丁寧に削っていってくれることになっています。
時間も手間もかかりますが、自分で手を入れたモノはその分愛着もつきますし、なによりまだ使えるモノが新しい空間でふたたび活かされてたくさんの人に使ってもらえるっていいなと思います。
お店がオープンしたら完成後の姿を見に、そして座りにきてくださいね。