15mの屋根
ジャン!
椥辻の家の屋根は少し勾配が緩いので、縦ハゼ葺きといって、水勾配の方向に継ぎ目のない1枚の屋根材を貼る葺き方を採用しています。
そしてその一部は、長さが15mあります。
15mもの長さの加工済み屋根材を一般道で運搬してくるのは難しいということで、現場で加工することになりました。
写真はその機械。
工場にはこんな機械が、加工する形状ごとにあるみたいです。
屋根材を加工するところなんてなかなか見ることができないので、その日に合わせて現場へ。
この機械にロール状の板金がスルスルっと通されて、
あっというまに完了。
意外なほどあっけなく終わりました。笑
ですが、よいものを見れました。
毎回、その現場ごとに新しい何かを見たり知れたりするのは楽しいです。
その後、無事、屋根も葺けました。
この仕事へつながっています
椥辻の家
京都市内に建つ、ほぼ平屋の住宅です。 南側に庭と、庭に面して日常生活のメインであるリビング、ダイニングを配置しました。 東側の山並みを望みたいというご希望に沿い、東向きの2階を設け、窓からは東の山と街並みを望むことができ […]