造園工事がはじまりました。

建築工事が終わり、造園工事がはじまりました。
造園設計と施工は荒木造園設計さんです。
以前、GULIGULIのギャラリーの改修に携わらせていただいたご縁で、クライアントにご紹介させていただきました。

まずはメインの背の高い木から順に位置が決められていきます。
部屋のからどう見えるか、木と木の重なりはどうか、といろんな位置から確認しながら一本決めたら次の一本、また次の一本と仮置きされていきます。

数時間後には、すっかり森に。
この変化の具合にわぁっと私もテンションがあがります。

お庭に立体感がでて、ぐっと良くなりました。
ヒヨドリが早速偵察にきていました。うれしいなあ。

平らな地面に土が盛られていて、その間動線がつくられています。
また、突き当たりにある黒く四角いものは菜園スペース。塀の色ととても合っています。

翌作業日は下草や低木が。
どんどん、出来上がっていきます。

風景ががらりと変わりました。すごい!

庭に面する開口部は、お庭がきれいに見えるようにデザインしています。
計画当初に、クライアントからリクエストいただきました。
向かって左手にあるガラス扉は左にスライドさせるように設計しています。そうすることで開けている時も大きなガラス面と重なることはありません。また、網戸は普段は左側の戸袋の中に隠して見せないように工夫しています。

地面と近い、ハナレのコンクリート床には西に陽が回ると、木立の影が内の床にも映り込んでいてとても良いかんじです。

お庭は眺めるだけでなく、鳥の鳴き声や影の映りなども色んな発見があり楽しいです。
空間に奥行きがうまれたなあとつくづく感じます。
お庭ってすごいですね。