仕上がってきました。
上阿達町の家は仕上げが追い込みにかかっており、色んな業者さんで現場が混雑しています。
今回は塗装仕上げが多いので、塗装屋さんが大活躍。
家具や建具が搬入されて場所がない現場でひっそり作業中の塗装屋さん。
天井や壁の大面積は他のみなさんがいない休みの日に来て作業してくださっていました。
子供部屋はかわいいピンク。
全体は白い壁。こちらは2階です。
1階は少ししっとりした感じにまとめたかったので、白のトーンを少し落としてあります。
上2枚の写真を見比べると同じ白い壁に見えますが、、、
↓実はこのくらい、色の差があります。
突き当たり、階段から2階につながる壁は1階の色、
その手前の腰高の壁と右側の壁は2階の色です。
そして、こちらは当初、珪藻土で仕上げるを予定だった壁です。↓
下地まで塗った状態を見たお客さまが、この感じがいい!と気に入ってくださったので、その上の珪藻土仕上げはしないことになりました。
カーボンプランスターという下地材です。
近づくとこんなかんじで、細いカーボン繊維のようなものが混じっています。
「このラフな感じ、気に入っているのでこのままでいいですよ。」とお客さまが言っても、そうはいかないのが職人さん。
下地のつもりで塗ったままの状態でお渡しすることはできないので、と、この上から改めて「下地材」を「ラフ仕上げ」してくださりました。
さすがです。
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上阿達町の家
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