「整える」
気になるものを解消する。
GULIGULIのギャラリー2改修は、現在気になっているところをひとつひとつ「整え」ていく積み重ねのような改修のように感じます。
その中のひとつ、サッシについて。
緑の景色の手前にあるサッシ窓。
ギャラリーになる前は事務室として使われており、当時のシルバーのアルミサッシがそのまま残っていました。(→改装前の様子はこちら。)
ギャラリーとして使用するようになると、緑の景色の手前にあるシルバーのフレームや窓枠が目に入り、気になっているとのこと。
「これを気にならないようにしたい。」
かっこいいサッシのデザインをする(=足すデザイン)も話にありましたが、じっくり打合わせし、ただ素直に枠を減らし、できるだけ1枚の大きなガラスサッシをはめることにしました。(→関連記事1・2)
ガラス面が大きくなり、縦のラインがなくなっただけで、視界スッキリ。
サッシ枠を見せないよう、同時にまわりの壁も整えています。
↓枠廻り詳細図。サッシ枠が取り付くところはこうつくってほしい、と大工さんに伝えるための図面。
細部を丁寧に納める。
ちょっとしたことですが、その細部の積み重ねで全体の印象はかわります。
せっかく窓まわりをやりかえるなら、、、と
新しい窓台には少し奥行きをだし、漆喰仕上の展示台にしました。
どんなふうに展示されるかな〜。
白い壁ではなく、緑の景色が背景の展示台もいいですね。
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GULIGULI / galleryの改修
GULIGULIは、荒木造園設計の事務所+社員寮を改修してつくられた、カフェ、ショップ、ギャラリースペースであり、そのギャラリー改修計画。 今回求められたことは、正面に新しく展示壁面をつくること、そして、庭の緑を望む窓の […]