1年ごしの、
池田市にある、GULIGULIのギャラリー2の改修計画。
GULIGULIは、荒木造園設計の事務所+社員寮の一部を改修してつくられた、カフェ、ショップ、ギャラリースペースです。
敷地は荒木造園が手がけられた、緑と石、小川の流れるお庭が市街地とは思えない豊かさで、それぞれのスペースからその庭景を感じられる場になっています。
アプローチ
さて、今回はそのギャラリー2の改修です。
ギャラリーはホワイトキューブではなく、横長の大開口ごしの庭木の緑がとても印象的な空間でした。
1。正面に新しく展示壁をつくること。
2。緑の背景の手前にうつる、アルミサッシ枠や柱が視覚的に気になるのでそこを変える。
主な課題はこのふたつ。
今のギャラリー空間を支えているメイン構成[緑のある景色、白いカーテン、無骨な床と天井、白い壁]はそのまま引継ぎ、必要なものをつくり、気になるところを解消していく、という計画です。
デザインといっても見た目にわかりやすく華やかなものだけがデザインではなく、地味でわかりづらいものも同じデザインなのだということをきっちり魅せれたら。
そんなことを思いながら、じわじわと担当の中川さんと何度も打合わせを重ねてきました。
そして1年。
8月1日、ついに着工です。
ここから1ヶ月は今までとはうってかわり、どんどん工事がすすんでいきます。
楽しみです!
この仕事へつながっています
GULIGULI / galleryの改修
GULIGULIは、荒木造園設計の事務所+社員寮を改修してつくられた、カフェ、ショップ、ギャラリースペースであり、そのギャラリー改修計画。 今回求められたことは、正面に新しく展示壁面をつくること、そして、庭の緑を望む窓の […]