完成!
高知の金子漢方薬局。
完成しました!
の一歩手前。竣工検査で現場へ行ってきました。
といっても、ここまで写真や電話で密にやりとりができていたので、それを確認するだけ、というかんじでして、大きな手直しはなくスムーズに検査は終わりました。
完成直後の凜とした空気感。すきです。
天井は、昔の漢方薬局をイメージして格天井風です。
ラワンベニヤを杉角材で押さえています。
天井の角材にまぎれこませた引掛シーリング(ペンダント照明を引っ掛ける部材)もちゃんとついていました。(マニアックポイント…!)
調剤室は店頭からガラス越しに見えるのですが、店頭とギャップをもたせた「近未来、ラボのような空間」ということで真っ白の空間に仕上げています。
棚には生薬など薬のボトルがずら〜っと並びます。
生薬のボトルはビジュアルもきれいなので、その光景が楽しみ。
と同時に、わりと面積や寸法がシビアな設計だったので、予定しているモノたちが無事納まるか、、、それを確認するまでは実はまだドキドキしています。
「格子が好き」というクライアントの希望でつくった枡棚も、ピシッとよいかんじに納まっていました◎
板チョコみたいです。笑
店頭の什器はこの枡棚とレジ台だけしか作っていないので、まだガランとしています。
これからお店の成長に合わせて什器をレイアウトを自由に変えれるように、という思いと、すべて新しいもので作り込みすぎると空間に緊張感が残るので、ほどよく空気を和らげるためにあとはアンティークの家具を置くことになっています。
新しいけど昔からあるような、サロンのような薬局になりますよ〜。
開局まで1ヶ月、什器が運び込まれたり、生薬ボトルや商品が並んで空間が出来上がっていくのが楽しみです。
この仕事へつながっています
金子漢方薬局
高知にある漢方薬局。 「サロン」のような薬局をめざしました。 店頭はアンティークの家具をベースに、陳列棚や相談スペースをゆるやかにゾーニングしています。空間の緊張感を和らげ、気軽に立寄りやすい場となることを意識しました。 […]