床の間の壁 3

いよいよ、床の間の壁を施工してもらう日。
作業台の準備をされると早速、クルクル紙が広げられ、、

少し青みもある緑にしてみました、と野田さん。
光の加減で緑に見えたり、青味が強く見えたり、奥行きがあって魅力的。
想像していた色とは違いましたがこれは良いほうの驚きで、誰かと一緒に仕事をさせていただく楽しさでもあります。
どんなふうに仕上がるのかわくわくしながら作業を見学。

2人がかりで丁寧に貼っていきます。
床の間は、棚や柱、吊り束などあり1枚の大きな紙に欠き込みを入れていかなければならないため、想像しただけでも作業は難しそうなのですが、そこはさすが。
どうすればキレイに仕上がるか、事前に紙の継ぎ目の位置や施工の手順をきっちり押さえてから施工されていました。
キビキビと丁寧に作業をされるお二人。かっこよいです。

完成後の写真はまたのちほど。
ぴったり、美しく納めて下さいました。

ちなみに選んだ紋様の名は「るるる」