- 蟷螂山町の家
京都市の中心市街地にあるマンションの、模様替え+αの小規模改修計画。
全体的な間取りはあまり変えず、効果的に少し手を加えることで、新しい住まい手の生活に見合った空間の広さに調整しながら生活動線を変えています。
改修範囲はLD+キッチン+個室一室。
個室とLDを間仕切っていた壁と建具は撤去し、LDを広いL型のワンルームとしました。
キッチンは、ダイニングに対面するようカウンターの向きを変更し、同時に既存の壁や扉を部分的に撤去・追加しながら空間全体を行き止まりなく回れる生活動線とかえています。
天井・壁、その他の細かな部分もクロスとシナベニヤ材で仕上げています。
それぞれの素材はコントラストを押さえる方向に色味を調整し、部屋全体が穏やかな表情になるよう整えています。