鉄骨階段の模型

9月になっても酷暑ですね。
そんな中、夏休みを利用してはるばる、高知から2名の大学生がインターンに来てくれています。
いつもインターンは2週間ほどが多いのですが、今回は5日間。メインの作業は、今、進行中のプロジェクトの階段の模型を作ってもらうことにしました。
そういえば、以前も階段の模型を作ってもらっていましたね。( → https://t-ikue.com/blog/4569

今回は鉄骨の階段。わりと複雑です。図面を描いていた段階から、納まりが詰めきれていない箇所、施工の手順、デザインを悩んでいる箇所、、確認したいことが山盛りでした。
この部分の工事に着手するはまだ先ですが、いい機会ですので、模型作ってもらって早めに詳細の検討を始められたらいいな。

ということで、模型で詳細まで表現して欲しいのでスケールは1/20で。
まず、設計図書からそれぞれの部材の型紙をおこします。
これは学生さんにはハードなので私の仕事。
結構面倒くさい作業ではあるものの、図面のくい違いにも気づけたり、全体が頭の中で組み上がっていく感覚があって、わりと楽しい。

そして、この型紙どうりに部材を切り出してもらい、山折り、谷折り、と部材を切ったり折ったり貼ったりしながら、すべて揃えてもらいます。

すごーく地味な作業で、これが一体どこにどう取り付くのか、、わからないことだらけだったと思いますが、根気よく丁寧に作業を進めてくれました。
一通りの部材が揃ったところで、いよいよ順番に組み立て。

最初はグラグラと不安定だった部材が組み上がっていくにつれて、しっかり安定していく感覚も体得してくれたみたいです。

部材同士の接続部分も、できるだけ実際と近い状態を再現してもらっています。
(紙工作の「のりしろ」と「のりしろ」を合わせるみたいな感じです)
すごく精度良く作ってくれているので、私が作成した型紙の間違いや、施工時に注意をしてもらうべき箇所にも気づけて◎です。

そして完成した模型がこちら。

自分たちが作っていた部材が徐々に組み上がり全体像が見えてくるにつれ、楽しくなってきてくれていたようです。よかった。手すりは全部作ってもらう予定ではなかったのですが、せっかくなのでと端から端まで完成させてくれました。(拍手)
最後のほうは作業にも慣れて、あまり事細かな指示を出さなくても、勝手に進めてくれていました。

このスケールだと、実際に覗いてみることもできて楽しいですね。
私もテンションがとてもあがりました!

この作業の合間に、ここの現場に行ったり、他の方の現場も見学させてもらったり。大学で取り組んでいる作品も見せてもらいました。彼らは大学3回生で進路を考える時期のようです。どんな進路があるのか、進みたいのか、と悩みますよね、、、
建築といっても色んな分野のプロがいて、沢山の選択肢がある中の一端を感じてもらえたらいいなと思いました。
5日間、お疲れ様でした!