マンションのキッチンリフォーム【工事中】

解体後、配管の状況をみながら、打ち合わせどうりに家具が設置できるかどうかなどを確認しているところです。
干渉してしまうとことは寸法を修正していきます。

今回は、床やクロスもリフォームしますが、やっぱりメインはキッチンカウンター。
完全オーダー製作になるのですが、工期がタイトなので、着工前から製作の準備を開始しなければ間に合いません。
ということで、工事前から打ち合わせが始まりました。

工事をしてくださるかわな工業さんは、もともと家具製作工事から始まった工務店さん。
さすが、提出される家具の施工図がとっても細かい…!

寸法はもちろんmm単位で、

引き出しと板の隙間とか、壁と家具の隙間も(→クリアランス、といいます)しっかり描かれていたり、

シンクを固定するネジや、カウンターの角の丸みなども、

板同士をどう接続するのか、の加工の状況まで…!

これほど詳細な施工図がでてくることはあまりなく、もはや製作者にお任せします、の域なんですが、安心感がありますし、私も「へ〜、こうやって作るもんなんだ。」と勉強になります。

もうひとつの見せ場はタイルのわりつけです。
クライアントもタイルの壁を楽しみにされていたので、すっきりキレイに見せたいところです。
できるだけ半端なタイルがでないように。もし半端なものがでるならできるだけ目立ちにくい箇所に。と、まずはタイルのわりつけを考えます。
そして、壁や棚の位置を少しずらすことでタイルの目地と合わせられるならば、そのほうが美しく仕上がりますので、そんな微調整していきます。

描くのは簡単、仕上げるのは大変、、、
ですが、綺麗に納めてくださりました。

どうもありがとうございます。