

カップボード。 上部は食器が飾れるようにガラスの引き戸にし、下部はスッキリと隠せるように楢の無垢の鏡板をはめ込んでいます。

手前にはダイニングテーブルをおくので、開け閉めの動作がしやすいように開き戸ではなく引き戸形式を採用しました。また、材料もダイニングテーブルと同じ楢材を採用しました。

1枚のナラの無垢板をロの字で組んだデザインです。

鏡板の枚数、隙間の寸法、引手のサイズのカタチ、細部はtampereさんに提案してもらっています。

四隅のディティール。

ガラスの引き戸部分。

同時に依頼されたカップボード「t」と同じ、楢の無垢板をコの字で組んだデザインです。

収納は必要最低限の容量にへらし、今までと同様、「引きだす」収納にしています。

正面。

曲線の鏡は直線的なテーブルから少し鏡を浮かしています。支える材はなるべく控えめに。 角のディテール。

30年以上使われていた鏡台。 結構おおきいです。

鏡だけ取り外せるかどうかは事前に確認。

収納は「引きだす」のか「開ける」のか。長年の「慣れ」は継承します。
所在 | 大阪府吹田市 |
構造 | 楢の無垢材 |
年時 | 2014年 |
製作・ディティールデザイン : tampere http://www.tampere.jp/