テーブルの天板

友人夫妻に、テーブルの天板を製作することに。
手持ちのスチールの脚に載せます。
二人とも私と同業者、建築の素材のこともよく知る二人なので、普通の無垢板ではないものが提案できないかなと、21mm厚のシナ合板に左官仕上げの層を重ねた天板を提案しました。
また、合板は薄いながらも強度も合って反りにも強く、一人でも持ち運びできる程度の重さです。

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左官仕上げはデコリエという、うす塗り磨き仕上げです。
施工は、淡路島の総合建築植田さん。

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植田さんの工場へいくと、微妙に色味と濃度違いで4パターンもサンプルつくってくれていました。
いつもいつもありがたいです。

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デコリエの厚みは1mmほどですが強度もありますし、手で触るとしっとりとした土ならではの質感もちゃんとあります。
左半分は仕上げそのままの状態、右半分はトップコートを塗った状態で少し濡れ色に。
塗る時の鏝の押さえ具合で出る、色むらもいい味わいになりそうです。

仕上がりが楽しみ。